認定こども園せんだい幼稚園の歴史
認定こども園せんだい幼稚園の歴史
昭和02年 04月 川内市内初の幼稚園として宗教法人立川内幼稚園開所(真光寺境内)
昭和20年 07月 空襲により園舎が焼失。一時休園を余儀なくされる
昭和55年 04月 現在の地(平佐町)に学校法人川内幼稚園を開園
昭和59年 04月 給食室と2階ホールを増築
平成01年 04月 3年間の期限付きで認可定員230名への増員認可
平成08年 04月 大型木製遊具設置
平成09年 04月 認可定員230名の増員認可
平成17年 03月 園舎増築工事・園舎壁画工事
平成18年 11月 な~もの森造成工事開始
平成19年 03月 な~もの森完成
平成19年 05月 「第17回緑のデザイン賞」 緑化大賞受賞
平成22年 07月 なあもの森保育園建築着工
平成23年 01月 川内幼稚園同敷地に認可保育所「なあもの森保育園」開所
平成23年 07月 なあもの森保育園舎に対して「キッズデザイン賞」受賞
平成23年 12月 全国学校・園庭ビオトープコンクール2011日本生態系協会賞を受賞
平成23年 03月 幼保連携型認定こども園として認定
平成25年 12月 全国学校・園庭ビオトープコンクール2013日本生態系協会賞を受賞
平成26年 05月 緑の環境デザイン賞継続優良賞を受賞
平成26年 11月 認定こども園せんだい幼稚園へ名称変更
平成26年 12月 ソニー幼児教育プログラム奨励賞受賞
平成27年 3月 なあもの森保育園増築工事完了(定員10名増)
平成27年 4月 子ども子育て支援新制度導入に伴い、単一施設である「認定こども園せんだい幼稚園」(幼保連携型)へ移行(定員280名)
平成27年 12月 老朽化及び耐震性向上にともなう教育部園舎(3~5歳児)の改修工事着工
平成28年 4月 子育て支援センター事業を委託し、子育て支援センターぽけっとをOPEN
平成28年 11月 園舎改修工事完了
平成28年 12月 ソニー幼児教育プログラム奨励賞受賞
平成28年 12月 全日本学校歯科保健優良校表彰にて日本学校歯科医会会長賞受賞
平成28年 1月 全国学校・園庭ビオトープコンクール2015日本生態系協会賞を受賞
平成29年 4月 児童クラブCocoact(第2児童クラブ)を新設し、開所
平成29年 12月 ソニー幼児教育プログラム優秀園受賞
平成29年 12月 全国学校・園庭ビオトープコンクール2017日本生態系協会賞を受賞
平成30年 12月 ソニー幼児教育プログラム奨励賞受賞
令和01年 12月 全国学校・園庭ビオトープコンクール2019日本生態系協会賞を受賞
昭和初期の川内幼稚園
落成式 昭和3年5月27日 (園舎内)
真光寺の横に建てられた園舎。残念ながら第二次世界大戦で焼失しました。
開園当初の教職員。普段も和服でした。後ろの背広姿の男性が当時の園長。とてもハイカラな人だったようです。
有島武郎をはじめとする芸術三兄弟の父、有島武は川内市平佐町の出身。その親戚筋の実業家有島健助は幼稚園設立に多大な援助を下さったと伝えられています。写真左の方だと思われますが、当時を語れる人はもういません。
第1期生 (昭和2年度)
正装の園長と園児達 (昭和3年)
昭和4年度には制服が導入されました。昭和初期にこのような制服は珍しく、園児達の家庭環境の良さを物語っています。今で言うハイソな家庭しか幼稚園に通わせることのなかった時代です。事実、この頃は写真を撮影すること自体が珍しかったのです。串木野市から汽車通園した園児もいたとのことです。
秋の運動会(昭和4年)
当時は珍しい蓄音機の寄付を受け、子ども達に音楽を聴かせています。蓄音機の側に立つ女性が当時の園長夫人。
昭和5年。優良児検査。園児だけではなく、地区の子ども達に実施された今で言う健康診断。幼稚園が会場になっています。
昭和7年のお遊戯会。
戦争色が濃くなって来た頃の撮影写真。
残念ながら昭和20年7月30日の空襲により、本堂と共に川内幼稚園園舎も焼失してしまいました。どのようなご縁があったのかはわかりませんが、歌人与謝野晶子さんが昭和17年に発表された「川内幼稚園園歌」が「晶子詩篇全集拾遺」に掲載されています。
「川内幼稚園園歌」
西の薩摩の城いくつ
廻りめぐりて大海へ
川内川の出でてゆく
姿を下にのぞむ山
神代の樟の群立ちの
影いと深く清らなる
御垣の内を許されて
我れ等は学び我れ等は遊ぶ
戦の後に大事なは
愛の心と人も知る
愛の御社の大神よ
深き教えを垂れ賜ひ
大き興亜の御業に
我れ等も与らしめ給へ
川内幼稚園の新たなスタート
昭和55年開園当初の川内幼稚園
開園当初の園内での発表会
開園当初のスクールバス
今でこそ住宅が多く建っているとなっている平佐地区ですが、開園当初の園庭周辺には建物が何もありません。それもそのはず、水道管すらなかったのですから。
開園当初は4クラス160名定員でしたが、昭和59年に給食室と2階ホールを増築し、平成元年度には3年間の期間限定で230名の定員増が認められました。この暫定的な定員増はその後更新され、平成9年度から正式に230名定員の許可を受けました。その間、平成3年3月に保育室を増築、平成8年には大型木造遊具を設置しました。 学校法人になってからの初代園長・押野慶麿 と第一期の卒園生達。
園舎壁画制作
イラストレーター武内祐人さんに、増築した東棟の園舎壁面へイラストを描いて頂きました。今ではせんだい幼稚園のシンボルにもなっているこの壁画が出来るまでの過程を記します。
企画&製作 Ivory
【武内祐人さんプロフィール】
イラストレーター。奈良市在住。
京都市芸術大学では、プロダクトデザイン(製品デザイン)を専攻。
会社名「アイボリー(象牙=ぞうげ)」は象が好きだから。「壁は、人と人を隔てるけれど、イラストがあれば、見た人同士が交流できる場になる」と描く喜びを他人の微笑みにつなげたい。(製作協力 山羽英昭さん・照山淳也さん)
2005.2.21
色作りは作品のいのち!!
作業終了後は設計事務所の方と打ち合わせ
2005.2.22
昼食は、幼稚園の給食を食べていただきました。「おいしい~」と一言。
壁画が完成した後にホールの中で子供達の前で「ライブ・ペインティング」を行って下さることになりました。今日はその打ち合わせも。夕日が射し込んで、暗くなりかけてきました。
2005.2.23
三段目の足場に登り撮影しましたが、怖~いで~す。
いよいよ、南側・北側まで進出!
「何思う?」話しかけれないシーンです。
寺山の上にお月様が見えました。明日は雨かもしれません。
2005.2.24
2005.2.25
2005.2.27
手前に見える民家3件は今年末に移動する予定です。
アウトラインが見えてきて、壁画を見に来る方が増えてきました。
南国鹿児島といえども、朝夕は冷え込みが厳しいです。90%の完成に、思わず笑み??
2005.2.28
照ちゃん!!
山ちゃん!!
武ちゃん!!
2005.3.1
真剣でやさしい眼差しを忘れません!!
2005.3.7
な~もの森(ビオトープ)造成工事
「な~も」とはインドの言葉で帰命する、お任せするという意味です。この地球は人間だけが生きているのでありません。生きとし生けるもの全てを受け入れる自然こそ地球の大いなるいのちの源かもしれません。そのまま(なんもかんも)の私を育んでくれる森(自然)に身を委ね任せて風の音、鳥のさえずり、木々の声に耳を傾けてみましょう。かけがえのない私たちのいのちの大切さを感じて下さい!!
2006.11.13
2006.11.20
2006.11.21
造園の石も搬入されました。
写真の平たい石は長崎県よりわざわざ運んで頂いたものです。
2007.1.20
2007.1.23~24
2007.2.2
2007.2.7~8
2007.2.15
2007.2.20
そのうちの一人は、造形学芸大卒の女性でした。また、人材シルバーの方にも協力をいただき、いよいよ「林の歩道」ゾーンへの植林が始まりました。
2007.2.23
2007.2.27
2007.3.6
2007.3.9
2007.3.16
2007.3.17
今日は快晴。「ツリーハウス」も着々と進み、もうすぐ完成。
2007.3.19
ツリーハウスから見る景観は気持ちいい!!
2007.3.23、3.28~29
工事車両引き上げ後の状態です。